「遊行の光」藤沢宿を照らす荘厳(しょうごん)

遊行の光 藤沢宿を照らす荘厳(しょうごん)

遊行寺(藤沢市)は、来年、開山700年を迎えるのを記念して、樹齢700年を超すといわれている遊行寺のシンボルツリー「大イチョウ」と境内を、イチョウの花言葉「荘厳」の光でライトアップする「遊行の光」が開催されています。【12月22日(日)まで毎日 16:30~20:00】

境内を照らしたライトで、本堂も夜空に浮かび上がるように感じられます。左側に小さく見えるライトの前で、僧侶の方がテレビ局のインタビューを受けていました。初日に取材があり、NHKニュースで取り上げられましたので、その後沢山の方が訪れているということです。

大イチョウは度重なる災害に遭い姿を変えてしまうこともありましたが、逞しく蘇っています。記憶に新しいところでは、2020年の大型台風の影響で幹が大きく裂けて一部が破損しました。その後傷ついた部分の保護をして自然治癒を待っているところです。

本堂に向かって左奥の信徒会館にある大書院が特別公開され、湘南工科大学総合デザイン学科中尾研究室の先生および学生の指導で、藤嶺学園中学・高校の生徒と共同制作した作品が展示されています。LEDテープライトを使用して伝統的な飾り結び技法「花結び」で仕上げたということです。

夜のいろは坂も、明るくきれいです。