白旗神社の藤「弁慶と義経」
藤の花が市内各所で鮮やかに咲きました。白旗神社には、義経藤(白色)と弁慶藤(藤色)の棚があり、4月中旬~5月初めに楽しむことができます。
始めに咲くのは弁慶藤。(撮影:2022年4月23日)
始めに咲くのは弁慶藤。(撮影:2022年4月23日)
陽の光を浴びて、青葉を背景に大きな房を付けています。
これから見ごろを迎える「義経藤」。子どもの日に向けて、境内ではたくさんのこいのぼりが泳ぎます。画像は、4月28日撮影です。
藤棚の近くには、文化2年(1805)に江戸の俳人以足によって建立された『芭蕉句碑:草臥亭(くたびれて)宿かる比(ころ)や藤の花』があり、背面に「東路(あずまじ)や華(はな)にくるまる鈴の音」という以足の句がありました。(文献には、芭蕉が奈良で詠んだ句であり、他の地にもあると記載があります。)