寺社の年越し&新年準備

寺社の年越し&新年準備
今年も1年、様々なことがありました。みんなで楽しんだことは、FIFAワールドカップカタール2022の奇跡。また、大谷翔平選手の活躍も私たちを励ましてくれました。一方で、今までにない事件、争いごとが起きて悲しいことや辛いことも多かった年です。来年は、明るい話題が多くなって、元気に仲間と交流し、いきいきとした暮らしを取り戻したいと思います。
市内の寺社では、年末年始にみんなを迎える準備が出来ています。

1205statue1惣門(総門)から参道四十八段(いろは坂)
大きな黒の冠木門(かぶきもん=門柱にぬきをかけたもの)が遊行寺の惣門(そうもん)で、今日では遊行寺の黒門と呼ばれています。
それから続く石段は、阿弥陀様の四十八願にたとえて、四十八段と呼ばれています。春には両脇の桜で花のトンネルとなり、訪れる人々の憩いを与えています。「いろは坂」の愛称で親しまれています。(①)

1207statue2遊行寺 中雀門(市指定重要文化財)
安政六年(1859)に建立された、遊行寺境内で最も古い建造物です。四脚門で、高さ約6メートル、幅約2メートル70センチ。大棟に皇室との深いつながりを示す菊の御紋、屋根の下に徳川家の家紋である葵の御紋が刻まれています。建立者は紀伊大納言徳川治宝(とくがわはるとみ)です。1880年の藤沢宿大火の被害は免れましたが、1923年の関東大震災では倒壊しました。その後、そのままの形で再建され、現在にその姿をとどめています。(①)

1207statue3白旗神社 大鳥居
日本初のグラスファイバー製の鳥居です。
高さ8メートル、幅6メートルの明神鳥居で、昭和59年12月に建立されました。
地震対策のために軽量で耐久性のあるグラスファイバーを取り入れ、建設時には新聞、テレビ、週刊誌等で報道されました。(②)

1207statue3

 

①藤澤山無量光院清浄光寺 時宗総本山 遊行寺のホームページ「境内散策」より引用(抜粋)
②相州藤沢 白旗神社のホームページ「神社の歴史ー境内案内」より引用