皇大神宮の例大祭「人形山車と湯華神楽」(8/17)
「烏森神社」の愛称で親しまれる鵠沼地区の氏神様、皇大神宮(鵠沼神明2の11の5)で8月17日に例大祭が催行されました。今年も、藤沢市重要無形民俗文化財指定の人形山車の参進と湯華神楽(湯立神楽)が奉納され、いつもは静かな境内が多くの見物客でいっぱいになりました。
かながわの祭り50選にも指定されている人形山車は、明治中頃に9つの氏子町内がそれぞれ製作したものです。整列の順番は決まっていて、宮ノ前町の「那須与一」、上村町の「源頼朝」、清水町の「神武天皇」、宿庭町の「源義経」、苅田町の「徳川家康」、大東町の「楠木正成」、仲東町の「浦島太郎」、原町の「日本武尊」、堀川町の「仁徳天皇」です。今年は、原町の「日本武尊」が不在で8基でした。
宮ノ前町の「那須与一」
上村町の「源頼朝」
清水町の「神武天皇」
宿庭町の「源義経」
苅田町の「徳川家康」
大東町の「楠木正成」
仲東町の「浦島太郎」
堀川町の「仁徳天皇」
湯華神楽(湯立神楽)
社殿では、外の湯釜で沸かした湯を使い、湯華神楽が行われました。
湯華神楽(引用:皇大神宮ホームページ)は、鎌倉時代初期より鶴岡八幡宮の神楽男によって伝えられた神楽で、当宮にて演じられているのは二人舞を含め十二座が伝承されている。
この神楽は、私たちの日常生活の中の守護神である「産土神・火の神・水の神」の三神を神楽の場に招き、神恩に感謝しつつ、更に三神の御加護をいただく為に尊きお湯を神に供え、併せて無病息災を祈り、神人共楽の中にも諸霊を和め祭る神楽である。
皇大神宮の湯立神楽について詳しいことは、皇大神宮ホームページ の「お祭り」をご覧ください。