皇大神宮の人形山車(8/17)

「烏森神社」の愛称で親しまれる鵠沼地区の氏神様、皇大神宮』で8月17日に「神奈川のおまつり五十選」に選定されている例大祭が斎行されました。

まつりの華となる人形山車は9基あり、明治中頃に皇大神宮の氏子町内がそれぞれ制作したもので、昭和63年に藤沢市重要無形民俗文化財指定されています。三層式(総高約8メートル)で上段に人形が飾られ、屋台には精巧な彫刻が施されています。猛暑の中でしたが、今年も多くの見物客が楽しんでいました。

宮ノ前町の「那須与一」

上村町の「源頼朝」

清水町の「神武天皇」

宿庭町の「源義経」

苅田町の「徳川家康」

大東町の「楠木正成」

仲東町の「浦島太郎」

堀川町の「仁徳天皇」

氏子町内をスタートして二ノ鳥居前に整列した後、境内に入る順番は決まっていて、宮の前(みやのまえ)の「那須与一」、上村(かむら)の「源頼朝」、清水(しみず)の「神武天皇」、宿庭(しゅくにわ)の「源義経」、苅田(かりた)の「徳川家康」、大東(おおひがし)の「楠正成」、仲東(なかひがし)の「浦島太郎」、原(はら)の「日本武尊」、堀川(ほりかわ)の「仁徳天皇」という順です。*原(はら)の「日本武尊」は台座のみでした。

境内に入ると3基ずつお囃子と太鼓を披露して、猛暑の会場内を更に熱くしていました。

(撮影:okusann)