白旗まつり

白旗まつり

今年の白旗まつりは4年振りとなるフルの実施!
小田急線「藤沢本町駅」近くにある白旗神社では、まつり期間中(7月15日~7月21日)の7月16日(日)には神幸祭(神輿渡御)が斎行されました。

義経、辧慶の神輿2基は共に宝暦七年(1757)の建造で、延軒屋根、平屋台造りで台座は共に四尺三寸(131cm)。 台座には外枠が取り付けられ、そこに箪笥金具が付いています。 まったくの同型のため神紋での区別で、義経神輿の屋根紋は笹竜胆、弁慶神輿の屋根紋は輪宝です。(*)

2基の神輿渡御は建造以来続くもので、戦時中には中止を余儀なくされた時期もありましたが、昭和55年に地域の方々の思いにより「白旗神社神輿保存会」が結成され今日に至っています。(*)
この日、2基続いて鳥居を出た後は相生町・湘南通1丁目・湘南通2丁目を巡りました。

おみこしを見送った後の境内には「フードパーク」の出店が開かれていて、子ども達が縁日を楽しんでいました。

まつり最後の21日(金)には、藤沢一中近くの車田・白旗稲荷から神社まで、万灯神輿(まんどうみこし)渡御がありました。勇壮な義経・弁慶の神輿とは趣が変わって、あたたかな灯りが心を和ませます。

 
 ★万灯神輿(まんどうみこし)とは、江戸発祥の神輿で、4面に絵が描かれた四角い胴の上に弓張提灯を掲げた形状の神輿を指します。

文中(*)の項は、「白旗神社ホームページ」より説明を引用。