満開の梅~新林公園の「源平咲き」
藤沢市内でも、梅の花が満開の知らせが届いています。藤沢駅から徒歩20分ほどのところにある新林公園を訪れてみました。
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正面入り口近くにある芝生広場を囲むように、満開の梅が迎えてくれました。
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1本の木に「赤」と「白」の花が咲く梅の木を見つけました。「源平咲き」と呼ぶのだそうです。平安時代の源平合戦で、源氏が「白」、平氏が「赤」の旗を掲げたことが由来とされています。
なぜ1本の木に赤と白の花がつくのか調べてみると、赤い色を出す「アントシアン」という色素は、赤くなる過程で様々な酵素の働きが必要ですが、酵素が一つでもうまく働かない時に、白い色のままになってしまうとのことでした。
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園内は、自然散策路や、遊具を備えた子どもの遊び広場、江戸時代の保存古民家「旧小池邸」など、地元の自然・文化と人々を結ぶ里山のような公園です。自然散策路はアップダウンがあり、ゆっくり歩くと約60分かかりますが、コースわきには自生植物が、川名大池ではカワセミやアオサギなどの野鳥、湿性植物区ではハナショウブやミソハギなどの湿生植物を季節により楽しむことができます。
公園の紹介マップ(藤沢市ホームページ「新林公園の紹介」より)
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