仲間がいたから続いた絵画

2023/07/02

仲間がいたから続いた絵画

公民館の絵画サークルで、『ああじゃない、こうじゃない』と言う仲間の言葉を励みにして描いています。という永田和子さんを紹介します。

絵が好きで、36、7年前に子どもが通っていた保育園の絵の先生に１人で教えを受け始めました。その後、友人を誘って４人のグループを作り、『大人の絵画教室』が始まりました。

先生は大胆さと緻密さを合わせもった素晴らしい絵を描く方でした。生徒の個性を引き出すように指導して下さり、伸び伸びと描くことが出来ました。絵画教室としてのスタートでしたが、10年ほどした時、大変残念なことに先生が他界されました。お人柄と作品を愛するメンバーは、先生の絵に対する情熱と教えを大切にしたい思いと、自分達の「描き続けたい」という願いから、先生のいない『グループかぼちゃ畑』として変わらず活動を続けることにし、３年に一度、藤沢市民ギャラリーでグループ展を行います。

子育てをしながら仕事をしていたのでとても忙しかったのですが、毎週日曜の午前は色々なことを忘れられてとてもいい時間でした。途中で嫌になる事もあったけれど、仲間がいたから続けられたと思います。風景画を描くために遠出をしたのにハイキングで終わったこともあるなど、皆さん仲良しです。

グループかぼちゃ畑の仲間の声

●生物、風景、人物、仲間と話し合いながら題材を決めています。同じ題材でも、それぞれの描き方に刺激を受けることが沢山あり、交流を深めながら描くことはとても楽しいです。
●一人で描いていると自分だけの世界の中では楽しいのですが、ここにいると誰かに見てもらえて、何か批評をしてくれる。グループの人の描く絵を批評できるということがうれしいです。
●近くなので通いやすく、外出制限がある中でも、続けてこられてよかったです。
●続けてこられたのは、３年に1回の展覧会を目標にしてきたから。

影を濃くしたら、遠近感が出る？

「グループかぼちゃ畑」は、仲間を募集中です。
村岡公民館登録サークルとして、毎週日曜日の10時～13時に油絵制作に取り組んでいます。
そして３年に一度、藤沢市民ギャラリーでグループ展を行います。
興味のある方は、村岡公民館にお問い合せ下さい。
村岡公民館【電話】(23)0634【FAX】(23)0641