遠藤笹窪谷公園『国土交通大臣賞』受賞!
「遠藤笹窪谷(えんどうささくぼやと)公園」は、「令和6年度第40回都市公園等コンクール」において、「生物多様性」の取組が評価され、最も優れた作品に贈られる『国土交通大臣賞』を初受賞しました。同コンクールは、「(一社)日本公園緑地協会」が主催(後援:国土交通省)し、都市公園の設計、施工及び管理運営業務等の技術水準の向上および新たな時代の都市公園の創造に寄与することを目的とするものです。(藤沢市ホームページより)
フィールドワークの基地である「生物多様性サテライトセンター」を開設し、谷戸の環境要素の補完・創出及び子どもたちの自然体験や環境を守る人材発掘・育成に特化した公園の管理運営である。 遊水地機能を併せ持つ湿地のほか、水田、カキツバタ田、谷戸の湧水を引き込んだ小川、草地等の創出などによる生物多様性の回復や自然体験のフィールドとしての活用、自治体(市)、愛護会(市民ボランティア団体)、指定管理者、大学等の各種ステークホルダーと連携した管理運営が大変高く評価された。(「都市公園等コンクール概要」より)
菖蒲池や水田の維持管理は地元住民中心の「遠藤笹窪谷公園愛護会」が行い、花菖蒲の植え付けは地元中学校の生徒が行う等、地域の連携に活用されています。地元中学校の生徒が植え付けた花菖蒲、見事に咲きました。(撮影 2024/6/18)
市内三大谷戸の一つである「遠藤笹窪谷」の湿地や樹林、草地などの多様な環境が、そこに住む生きものの多様性を保全しつつ地域の活性化を図るため、2022年7月16日に開園しました。公園内には、市民活動団体等が保全活動を通して連携し合い、また、環境教育の場として活用することにより生物多様性の普及啓発につなげる「生物多様性サテライトセンター」が設置されています。
受賞ポスターに記載のように、「数字で見る公園の特長」は、①藤沢市でNo.1 の自然環境 、②生きものファーストな公園管理、③満足度 99%の観察会、④約680種の生きものです。