人生100年時代の『備え』とは?
藤沢市では「認知症になっても、住み慣れた地域で、安心して暮らせるまち」を目指し、地域の中で温かく見守り続けられるような地域づくりを行っています。世界アルツハイマー月間に因み、「認知症について理解を深め、支え合いを大切にしませんか?」と呼び掛ける『おれんじキャンペーン2022』の催し物が各所で開かれ、9月16日(金)に藤沢市民会館で、「誰もがなりうる認知症。人生100年時代の『備え』とは?」の講演会・展示会が開催されました。
講演会(場所:藤沢市民会館小ホール)
講演会1部
湘南で、30年以上DJを続ける『伝説のDJ』在津紀元さんの「脳がイキイキする音楽とお話」でした。音楽は五感を刺激する魔力が潜んでいる!の言葉通り、楽しみながら脳を刺激するヒントが織り込まれていて、とても良い時間でした。昭和の名曲は今のシニアの脳にとても良いそうです。聴いているうち、「誰がカバーしているか?」当てる問いかけに、一生懸命耳を傾け、あれそれ考える。脳が活発に働いている事を実感しました。
舞台上のDJ・在津さんとミキサー・石附さん(高齢者支援課)
講演会2部
若宮正子さんの「テクノロジーで自分の世界が広がる シニア世代のトップランナー」。
・58歳でパソコンを買いました。この人生初の無駄遣いがその後の私の人生を変えました。
・母の介護中で外出できない時も、インターネットで世界中を飛び回っていました。
・「年寄りが楽しむアプリがない!」と言ったら、「自分で作ったらどうかしら?」と言われて作りました。
・災害の時、自治体が住民情報をコンピュータ管理するようになれば、よりきめ細かいサービスを受けられます。
・テレビは一方通行ですが、スマホ・タブレットは仲間と交流ができて、自分が知りたい情報を得ることができます。
盛りだくさんの講話の中に、シニアになってからも取り入れることのできる生活のヒントが、沢山詰め込まれていました。
・58歳でパソコンを買いました。この人生初の無駄遣いがその後の私の人生を変えました。
・母の介護中で外出できない時も、インターネットで世界中を飛び回っていました。
・「年寄りが楽しむアプリがない!」と言ったら、「自分で作ったらどうかしら?」と言われて作りました。
・災害の時、自治体が住民情報をコンピュータ管理するようになれば、よりきめ細かいサービスを受けられます。
・テレビは一方通行ですが、スマホ・タブレットは仲間と交流ができて、自分が知りたい情報を得ることができます。
盛りだくさんの講話の中に、シニアになってからも取り入れることのできる生活のヒントが、沢山詰め込まれていました。
スライドを利用して、「人生初の無駄遣い」から始まった30年間をテンポよく紹介するお話の中に、自然体で生きること、新しいことが大好きで創造的なこと、人とのつながりを大事にすること、いくつになっても成長できると信じていること等の講師の生き方が見えてきたように思います。そして、その生き方が、80代後半になっても、50分も舞台上に立ったまま、よどみなく話す体力(体幹と頭脳)を支えていることを、驚きとともに実感しました。経歴などは、様々なメディアのインタビュー記事に記載がありますので検索して下さい。
体験・展示「人生100年時代の備えとは?」(場所:藤沢市民会館 第2展示集会ホール)
感じてみよう認知症の世界(VR体験)、「みんチャレアプリ」でフレイル予防、補聴器で認知症予防!、ツボを押して脳も元気に!、配食のお弁当紹介、栄養管理で介護予防!、血管年齢測定ベジチェック(野菜摂取量測定)など、企業や団体によるブースが並び、来場者は熱心に説明を聞き体験をしていました。