JAXA相模原キャンパス見学記
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2003年に日本の航空宇宙3機関、文部科学省宇宙科学研究所(ISAS)・独立行政法人航空宇宙技術研究所(NAL)・特殊法人宇宙開発事業団(NASDA)が統合されて発足、多くの拠点があります。相模原キャンパスは、筑波宇宙センター(茨城県)や種子島宇宙センター(鹿児島県)と並ぶ主要な拠点の1つで、月・惑星探査にかかわる展示物が多数ある宇宙科学研究の中心です。地域活動をする仲間と一緒に宇宙研究の最前線に触れ、とても刺激的な体験となりました。(2025/10/2 撮影&文:ヨッシー)


宇宙研究の拠点
相模原キャンパスは、宇宙科学研究所の拠点として、小惑星探査機「はやぶさ」や「はやぶさ2」、人工衛星などの開発や研究が行われています。展示館に入るとJAXAが開発した人工衛星やロケットの展示が一杯で圧倒されました。

展示の見どころ
見学エリアでは、実物大の探査機模型や実際に使用された機器が展示されており、宇宙開発の歴史と未来を感じることができます。




展示室では「はやぶさ2」が世界初の2010年「はやぶさ」サンプルリターンに続き、2020年小惑星リュウグウのサンプルリターンで、衝突装置による地下物質の持帰りに成功したカプセルの模型や、惑星探査に使われるローバーの紹介などもあり、子どもから大人まで楽しめる内容でした。今回の見学を通して、宇宙開発の裏側にある研究者や技術者の努力に触れ、宇宙への関心がますます高まりました。
施設情報(施設についての詳しいことはこちら)
〇住所:〒252-5210 神奈川県相模原市中央区由野台3-1-1
〇アクセス:JR横浜線「淵野辺駅」から徒歩20分または神奈中バス「市立博物館前」下車徒歩2分(詳しいことはこちら)
〇見学:相模原キャンパスの展示室は、個人では予約不要・入場無料で一般公開されています。