映画“PERFECT DAYS”の舞台THE TOKYO TOILET
世界的な建築家やクリエイターが、誰もが快適に利用できる公共トイレを目指しリニューアルした渋谷区の公共プロジェクト、“THE TOKYO TOILET”の7カ所を、仲間と一緒にめぐりました。
キッカケは、2023年度「カンヌ国際映画祭」で名優役所広司が最優秀主演男優賞を受賞し、世界中で高評価を得た日独合作映画映画の“PERFECT DAYS”を見て、舞台になった場所を見たいと思った仲間の提案です。
① 佐藤可士和(建築家):WHITE(恵比寿南 1-5-8)


② 槇文彦(建築家):タコ公園のイカトイレ(恵比寿 1-2-16)


③ 田村奈穂(プロダクトデザイナー):TRIANGLE(東3-27-1)


④ 片山正通(インテリアデザイナー):Wonderwall(恵比寿西 1-19-1)


⑤ 伊東豊雄(建築家):ThreeMushrooms(代々木 5-1-2)


⑥ 坂茂(建築家):ザ トウメイ トウキョウ トイレット(富ヶ谷1-54-1)


⑦ 安藤忠雄(建築家):あまやどり(神宮前6-22-8)


それぞれのトイレに名付けられた作者の思いの中に考えられた機能性が詰まっており、そしてなんといっても汚い・不潔というイメージを払拭する清潔感があふれています。トイレの周りで人々が休憩をとるという風景も見られます。
日本のトイレは世界一、「おもてなしの心の象徴」という印象を受け、今後いろいろな場所が広がっていくように感じます。