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noukyoucyou 02

だが、いざ旅立とうとすると通常の旅行と勝手が違い戸惑う向きが多いこともまた事実です。そして、一歩踏み出せば、思いもよらなかった世界が開けることがあるのも、遍路旅の醍醐味でしょう。こうしたかけがえのない体験を旅の終わった後、旅の追体験ができ、お大師さんの遺徳も受けられるものが、四国遍路の旅では「納経帳」でしょう。
四国88カ所の札所を巡ると日数で半月(バスツアー)から一ヶ月半(歩き遍路)。費用は30万円(バスツアー)から80万円(タクシー利用)と、時間もお金もかかります。近年は札所の近くまで車で行けるようになっていますが、境内には階段もあれば坂もあるので健康でなければ、お遍路は困難になります。
時間・お金・健康の三拍子が揃って、はじめて納経帳が完成しますから、宗教心の薄い私にとっても本当に大切なひと品になりました。
「納経帳」の意味
四国遍路は、各札所のご本尊さま、お大師様に「写経」をお納めし、様々な願い事をお願いし、その証として各札所から「納経帳」に印をもらうと言う意味なのです。
納経帳には
中央にその札所のご本尊の梵字・ご本尊名。
右上に「奉納」左下に「寺院名」の順で墨書きし、
右上の「奉納」の上に「四国**番」中央のご本尊名の上に「ご本尊の印」
左下の寺院名の上に「寺院の印」其々のご宝印を捺印してもらいます。
「納経」の仕方
四国遍路では本堂と大師堂の2つのお堂に納経します。納経の仕方には、2つの方法があり、1つは「読経」(どきょう)で、お経を読んで納経する方法。もう1つが「写経」(しゃきょう)で、お経を書き写し社寺に納める方法です。時間やスケジュール、目的にそって自分にあった方法を選ぶことになります。
「重ね印」
四国遍路は、何度も巡る方が沢山おります。そうした方は「重ね印」と言って、ご宝印だけを貰います。私の納経帳にはご宝印が2つ捺されています。50回、100回と遍路を重ねた方の納経帳は真っ赤になり厚みも増します。こうした納経帳は大変ありがたがられます。

(四国八十八ヶ所霊場会)のホームページから「お納経」の注意点を転載しておきます。
お納経(おのうきょう)
お納経(ご朱印)は各札所でご本尊さまとお大師さまにお経を(読経、写経等で)奉納し、ご縁を結んだ「しるし」にいただくものです。そういうことからお納経と呼ばれております。お納経は、ご本尊さまとお大師さまにお経を奉納した後に納経所でお受けください。 また、各札所のご本尊さま、お大師さまのご加護を受けるためのものでもあります。お参りの際は是非お受けください。

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・ お納経をお受けできる時間は基本的に午前七時より午後五時までとなっております。
・ お納経は、原則としてご本尊さまとお大師さまにお経を奉納した後に納経所でお受けください。ただし、納経時間が終了直前の場合は、順序が逆になりますが、霊場にその理由を告げてお受けください。
・ 記念スタンプではないことを十分心にしてお受けください。
・ 規定以外のものには納経できない場合があります。
・ 納経帳には重ね印といい、お参りするたびに、二回、三回と同じ納経帳に重ねてご宝印をいただきます。
・ 春・秋などは納経所が混雑することがあります。余裕をもってお参りください。
・ 年中休むことはありませんが、冬季には日没が早くなり道中に危険な場所もあり注意してお参りください。
(四国八十八ヶ所霊場会)(Yo)

記事は 湘南で暮らす.com 「とっておき」より (横山さん記事)